
一度 ともした あかりだから
燃え尽きるまで 燃やし続けたい
かすかな あかりでも
すこし 周りを 照らせるなら
すこし 未来を 描けるなら
かざらぬ 己が ゆるされるなら

せき止めても ふさいでも ねじ曲げても
逆に流れることはない
大地を削り 道をつくり
母なる 海へと 続く
向かうところは そこにあるから
向かうところは いつも ひとつだから
せき止めても ふさいでも ねじ曲げても
変えられない 変わらない・・・

あたたかい そして 限りなくやさしい
光に背を向け
とうとい営みの しあわせを 願うこと
こころ かくして・・・

かけがえのないこと
とうといこと
「またね」って言えること・・・

近い未来を 描けたこと
今を 迎えられること
いだきつづけて いられること
そことに 感謝するべきなんだろうな
今も これからも
自分勝手に 決めて
自分勝手に 喜んで
自分勝手に 夢を見て
描いた明日は 去る
そして 夜を ひとりさまよう

それも また 決めたこと・・・

起きているときも
寝ているときも
同じ夢を見る・・・
そんなときも あるんですね
竜宮城で夢のような時を過ごし
「開けない」と約束した玉手箱を手に
人間界にもどる
心許せる者も 場所もなく
途方に暮れ
「開けない」と約束したはずの 玉手箱を
開ける
押しとどめていた 時は一瞬で流れ
翁と化す
幼いときは 愚行だと信じた
今 あえて 玉手箱に手をかける
迷いも 恐れもある
知りたい真もある
でも・・・虚構を生きるよりも・・・
朽ち木に咲く花もあるから

「春風の
吹けば おのづと 山かげの
梅も桜も 花はさくなり」

待って 迎える春
探して 迎える春
気づかず 流れゆく春
じっと耐え
また 巡り会う

言葉を つくろい
行いを ごまかし
でも
心をしばることなんて
できやしない
そう 思い知る
ほころび あふれる 光のように
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