懸命に　手を伸ばしても
精一杯　咲いても
その色を　変えても
その場に　立ち続けても

光を　失えば
その姿は　消えゆく


しごく　当たり前のこと
その事実に　気づかされる


でも　そこを動くことはできない


また　光おとずれることを　信じて・・・

「信じる」って　尊いことだと思っていたけど
実は　とんでもなく　自分勝手な思いなんじゃないかって・・・

自分の都合のいいように　感じ
自分の都合のいいように　願い
勝手に　描く

分かっているようで　何も分かってなく
大切にしているようで　そう思いたいだけ


そうでなければ　いい・・・

ただ　そこに　存在するから
花を　舞う
自らの　生き様と信じて

命　ある限り


気高くもあり　愚かでもあり
定めでもある・・・

精一杯咲いている

その姿を
ときどき　眺めていられる

しあわせなんですよね

今でなくても　いい
明日でなくても　いい
一度に　咲かなくて　いい
わずか　一輪で　いい

ずっと先でも　いい


花開く一瞬が　約束されたら
それだけで　・・・

「また　あした」
すてきな　言葉ですね

今を生きることは　明日を描くこと
そう　心から思う



ありがとう

風は吹き抜け
空は青くても

心を覆う雲は
晴れることをしない


標ない道をゆくかのように

今日　迎えた　朝
どこまでも続く　青空のような
澄みきった　まなざしで　見つめると
真実が見えてくる気がする・・・


あなたにとって
今日が
素敵な日となることを
願っています

一番　話したいことに　ふたをすると
二番目に話したいことは　出口を失い
三番目に話したいことは　行き場に迷い
四番目に話したいことは　姿を隠す


言葉の通り道って　一本なんだなと思う



飲み込むと　沈黙を呼び　動きを止める・・・

「待ってたんだよ」
「ここにいるよ」

たったそれだけのことが
言葉にできなくて

ただ　見つめている
自分と　向き合っている


今日も　明日も・・・