冷気が世界を覆うほど
そのあたたかさが　際だち
そのぬくもりを　尊く感じる


秋の深まりとともに・・・

あなたが　そこに　いることで
冷めた　こころに　灯がともる


ありがとう

いのちの　かがやき




勝山もみじまつり

日差しと　出会う
わずかな　瞬間で
その表情は　変わるんですね


ほんの　わずかな瞬間で・・・



普門寺にて

寒気にさらされて
赤く色づく　葉のように

現実にさらされて
心も　赤く染まる

そして
やがてくる　落葉を
脳裏に　えがく

残された時間に
不安を覚えると

欲張りになるのかな？

不安に立ち向かうことをせず
不安を埋める　安らぎを求める
ゆく雲に思いを乗せて


弱いね・・・

流れ落ちる　水は
迷走を繰り返しているようで
行き場を迷っているように見えるけれども
やがて
海へとたどり着く

こらえきれずに流れ出す　思いは
迷い　さまよい
行き場を　模索している

流れに任せたら　どんなに楽だろうと
感じながら・・・

やがて　その役割を終えるのに
赤く　黄色く　色づく葉が
美しく見えるのは

雨に　風に　日差しに　耐えて　
今を　迎えているから
かもしれない

やがて　おとずれる　新緑が
約束されているから　
かもしれない



過去も　未来も　描けるということ
しあわせということ・・・

その姿を
見つめていられることが
喜びであり　幸せである

それなのに
そのはすなのに

同時に
切なく　さびしくもある



そのわけは　知っている・・・

駆けていけば　追いつきそうで
手を伸ばせば　ふれることが　できそうで

・・・届くとこはない・・・

頭で　分かろうとするけれど
心を　だまそうとするけれど

また・・・



追いかけている